ログデータの直接編集例

ログデータの直接編集例

Web Diary Professional を例にした、ログデータの直接編集例。ログを直接編集する場合に参考にしてください。

ログの直接編集は慎重に行ってください。
また、編集する前に全ログのバックアップをとっておいてください。

ログファイルの文字コードは、すべて UTF-8N です。文字コードや改行コードの事がよく解っていない場合、ログの直接編集はお勧めできません。

日記本文の直接編集

日記記事本文を直接編集する方法です。特定の用語を大量に一括変換する場合などに有効です。ここでは、すべての日記本文から「ブログ」という語句を「ウェブログ」に変換する例を紹介します。

日記記事本文は、diary/200512.log のような名前のファイルに保存されているので、これを編集します。ファイルは年月ごとに作成されるため、例えば2006年1月の日記を編集したければ diary/200601.log をテキストエディタで開きます。ログの保存形式の詳細は、Web Diary Professional のログ形式をご覧ください。

今は、すべての日記本文から特定の語句を変換したいので、他のファイルも順に書き換えていきます。ただし、diary/index.log を書き換える必要はありません。(本文情報が含まれていないため。)

本文の書き換えは、テキストエディタの検索機能や置換機能を利用するといいでしょう。ただし、関係ない語句まで書き換えてしまわないように注意してください。一気に置換するより、文字列「ブログ」を検索して該当したものを「ウェブログ」に書き換えていく…という方が安全だと思います。

分類情報の直接編集

日記の分類除法を直接編集する方法です。記事数が増えてから分類情報を変更したい場合に有効です。ここでは、「日常」という分類を「日々の事」に変更する例を紹介します。

日記投稿時に選択できる分類は、field.log に保存されているので、まずはこれをテキストエディタで開きます。ログの保存形式の詳細は、Web Diary Professional のログ形式をご覧ください。

このファイルから「日常」という文字列を探し、「日々の事」に書き換えます。

次に各日記の分類を変更します。各日記の分類は、diary/200512.log のような名前のファイルに保存されているので、これを編集します。ファイルは年月ごとに作成されるため、例えば2006年1月の日記を編集したければ diary/200601.log をテキストエディタで開きます。ログの保存形式の詳細は、Web Diary Professional のログ形式をご覧ください。

今は、すべての日記から特定の分類を変更したいので、他のファイルも順に書き換えていきます。

分類情報の書き換えは、テキストエディタの検索機能や置換機能を利用するといいでしょう。ただし、関係ない語句まで書き換えてしまわないように注意してください。一気に置換するより、文字列「日常」を検索して該当したものを「日々の事」に書き換えていく…という方が安全だと思います。また、分類情報はタブに囲まれて記録されているので、「<tab>日常<tab>」を検索すると余計な情報がヒットしなくて便利です。

分類情報は diary/index.log にも含まれていますが、このファイルはセットアップモード(diary.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。

子分類を編集する場合

分類情報は上の方法で編集可能ですが、子分類を編集する場合の方法を補足しておきます。

基本的には同じ方法で編集できますが、子分類の場合はログファイルに「雑記<>日常」という形式で保存されています。これは「雑記」という分類の中に「日常」という分類があることを表しています。分類は「<>」という記号で連結されます。

なので、分類情報を検索するときは「<tab>雑記<>日常<tab>」という文字列を検索する必要があります。