Web Diary Professional のログ形式

Web Diary Professional のログ形式

Web Diary Professional ログファイルの仕様。ログを直接編集する場合などに参考にしてください。

ログの直接編集は慎重に行ってください。
また、編集する前に全ログのバックアップをとっておいてください。

ログファイルの文字コードは、すべて UTF-8N です。文字コードや改行コードの事がよく解っていない場合、ログの直接編集はお勧めできません。

ファイル構成

Web Diary Professional のログファイルは以下の通りです。(Ver4.16~の場合。)ファイル構成はバージョンによって多少異なります。また、各ファイル名は初期設定状態のものです。
また、初期設定状態では、ログはすべて data/ ディレクトリ内に保存されます。

環境設定保存ファイル
init.cgi
管理者情報保存ファイル
user.log
プロフィール保存ファイル
profile.log
操作履歴保存ファイル
record.log
日記分類保存ファイル
field.log
インデックスページ情報保存ファイル
top.log
コンテンツ情報保存ファイル
menu.log
リンク集情報保存ファイル
link.log
日記保存ディレクトリ
diary/
コメント保存ディレクトリ
comment/
トラックバック保存ディレクトリ
trackback/
アップロードファイル保存ディレクトリ
upfile/
サムネイル画像保存ディレクトリ
thumbnail/
ミニ画像保存ディレクトリ
image/
アイコン画像保存ディレクトリ
icon/
アイコン情報保存ファイル
icon.log

環境設定保存ファイル

管理者ページの『環境設定』ページで設定した内容が、init.cgi に保存されます。

1行につき1つの設定項目が保存されています。各行はそれぞれ

設定項目名=設定内容

という形式になっています。設定内容に複数の値を保持する必要がある場合、各値は『<>』で区切って保存されます。

管理者情報保存ファイル

管理者ページにログインするためのユーザー情報が、user.log に保存されます。

1行につき1つのユーザー情報が保存されています。各行はそれぞれ

ユーザー名<tab>パスワード<tab>権限

という形式になっています。パスワードは非可逆な暗号化を行っています。

プロフィール保存ファイル

管理者のプロフィール情報が、profile.log に保存されます。

1行につき1つのプロフィール情報が保存されています。各行はそれぞれ

ユーザー名<tab>名前<tab>プロフィール本文

という形式になっています。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

操作履歴保存ファイル

管理者ページでの操作履歴が、record.log に保存されます。

1行につき1つの操作履歴が保存されています。各行はそれぞれ

日時<tab>ユーザー名<tab>操作内容<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

日記分類保存ファイル

日記投稿時に選択できる分類情報が、field.log に保存されます。

1行につき1つの分類が保存されています。子分類の場合、

親分類名<>分類名

という形式で保存されます。

インデックスページ情報保存ファイル

インデックスページ用のテキストが、top.log に保存されます。

コンテンツ情報保存ファイル

ナビゲーション部分に表示するためのコンテンツ情報が、menu.log に保存されます。

1行につき1つのコンテンツが保存されています。各行はそれぞれ

分類名<tab>コンテンツ名<tab>コンテンツのURL

という形式になっています。

ナビゲーション部分に表示するためのリンク集情報が、link.log に保存されます。

1行につき1つのリンクが保存されています。各行はそれぞれ

分類名<tab>サイト名<tab>サイトのURL

という形式になっています。

日記保存ディレクトリ

日記情報は、すべて diary/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、日記保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

日記保存ファイルは月ごとに作成され、例えば2006年1月の日記は 200601.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つの日記が保存されます。各行はそれぞれ

記事番号<tab>記事ID<tab>記事の状態<tab>改行の変換<tab>コメントの受付<tab>トラックバックの受付<tab>記事分類<tab>投稿日時<tab>ユーザー名<tab>題名<tab>本文<tab>本文文字色<tab>アイコン<tab>アップロードファイル<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、2006年1月2日15時45分の場合、200601021545 という形式で記録されています。記事分類は、日記分類保存ファイルに記録されている分類名と同じものです。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、日記表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

投稿日時<tab>記事番号<tab>記事ID<tab>記事の状態<tab>記事分類<tab>ユーザー名

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(diary.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(日記保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

コメント保存ディレクトリ

コメント情報は、すべて comment/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、コメント保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

コメント保存ファイルは親記事ごとに作成され、日記No.7へのコメントは 7.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つのコメントが保存されます。各行はそれぞれ

コメント番号<tab>親記事番号<tab>コメントの状態<tab>投稿日時<tab>投稿者名<tab>メールアドレス<tab>URL<tab>題名<tab>本文<tab>本文文字色<tab>アイコン<tab>アップロードファイル<tab>投稿回数<tab>削除キー<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。削除キーは非可逆な暗号化を行っています。アップロードファイルと投稿回数は、今のところ使用されていません。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、コメント表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

コメント番号<tab>親記事番号<tab>コメントの状態<tab>投稿日時<tab>投稿者名<tab>題名<tab>ホスト

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(diary.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(コメント保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

トラックバック保存ディレクトリ

トラックバック情報は、すべて trackback/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、トラックバック保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

トラックバック保存ファイルは親記事ごとに作成され、日記No.7へのトラックバックは 7.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つのトラックバックが保存されます。各行はそれぞれ

トラックバック番号<tab>親記事番号<tab>トラックバックの状態<tab>受信日時<tab>送信元ブログ名<tab>送信元記事名<tab>送信元URL<tab>記事の概要

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、トラックバック表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

トラックバック番号<tab>親記事番号<tab>トラックバックの状態<tab>受信日時<tab>送信元ブログ名<tab>送信元記事名<tab>送信元URL

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(diary.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(トラックバック保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

アップロードファイル保存ディレクトリ

アップロードファイルは、すべて upfile/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、日記の記事番号とファイル番号から構成されます。例えば「日記No.7」の「ファイル2」の場合、アップロードファイル名は 7-2.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。記事IDを指定していた場合、記事IDとファイル番号から構成されます。

サムネイル画像保存ディレクトリ

ImageMagickなどで作成される画像は、すべて thumbnail/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、日記の記事番号とファイル番号から構成されます。例えば「日記No.7」の「ファイル2」の場合、アップロードファイル名は 7-2.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。記事IDを指定していた場合、記事IDとファイル番号から構成されます。

ミニ画像保存ディレクトリ

ミニ画像は、すべて image/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、日記の記事番号から構成されます。例えば「日記No.7」の場合、アップロードファイル名は 7.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。記事IDを指定していた場合、記事IDがファイル名になります。

アイコン画像保存ディレクトリ

アイコン用の画像は、すべて icon/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、オリジナルのものが使用されます。

アイコン情報保存ファイル

アイコン画像の情報が、icon.log に保存されます。

1行につき1つのリンクが保存されています。各行はそれぞれ

ファイル名<tab>アイコン名<tab>未使用<tab>未使用<tab>未使用

という形式になっています。