Web Cart Professional のログ形式

Web Cart Professional のログ形式

Web Cart Professional ログファイルの仕様。ログを直接編集する場合などに参考にしてください。

ログの直接編集は慎重に行ってください。
また、編集する前に全ログのバックアップをとっておいてください。

ログファイルの文字コードは、すべて UTF-8N です。文字コードや改行コードの事がよく解っていない場合、ログの直接編集はお勧めできません。

ファイル構成

Web Cart Professional のログファイルは以下の通りです。(Ver1.00~の場合。)ファイル構成はバージョンによって多少異なります。また、各ファイル名は初期設定状態のものです。
また、初期設定状態では、ログはすべて data/ ディレクトリ内に保存されます。

環境設定保存ファイル
init.cgi
管理者情報保存ファイル
user.log
プロフィール保存ファイル
profile.log
操作履歴保存ファイル
record.log
商品分類保存ファイル
field.log
インデックスページ情報保存ファイル
top.log
コンテンツ情報保存ファイル
menu.log
リンク集情報保存ファイル
link.log
売り上げランキング保存ファイル
rank.log
顧客情報保存ファイル
customer.log
商品保存ディレクトリ
catalog/
コメント保存ディレクトリ
comment/
トラックバック保存ディレクトリ
trackback/
在庫情報保存ディレクトリ
stock/
関連商品情報保存ディレクトリ
relate/
アップロードファイル保存ディレクトリ
upfile/
サムネイル画像保存ディレクトリ
thumbnail/
ミニ画像保存ディレクトリ
image/
アイコン画像保存ディレクトリ
icon/
アイコン情報保存ファイル
icon.log
オプション情報保存ディレクトリ
option/
オプション情報保存ファイル
option.log

環境設定保存ファイル

管理者ページの『環境設定』ページで設定した内容が、init.cgi に保存されます。

1行につき1つの設定項目が保存されています。各行はそれぞれ

設定項目名=設定内容

という形式になっています。設定内容に複数の値を保持する必要がある場合、各値は『<>』で区切って保存されます。

管理者情報保存ファイル

管理者ページにログインするためのユーザー情報が、user.log に保存されます。

1行につき1つのユーザー情報が保存されています。各行はそれぞれ

ユーザー名<tab>パスワード<tab>権限

という形式になっています。パスワードは非可逆な暗号化を行っています。

プロフィール保存ファイル

管理者のプロフィール情報が、profile.log に保存されます。

1行につき1つのプロフィール情報が保存されています。各行はそれぞれ

ユーザー名<tab>名前<tab>プロフィール本文

という形式になっています。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

操作履歴保存ファイル

管理者ページでの操作履歴が、record.log に保存されます。

1行につき1つの操作履歴が保存されています。各行はそれぞれ

日時<tab>ユーザー名<tab>操作内容<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

商品分類保存ファイル

商品登録時に選択できる分類情報が、field.log に保存されます。

1行につき1つの分類が保存されています。子分類の場合、

親分類名<>分類名

という形式で保存されます。

インデックスページ情報保存ファイル

インデックスページ用のテキストが、top.log に保存されます。

コンテンツ情報保存ファイル

ナビゲーション部分に表示するためのコンテンツ情報が、menu.log に保存されます。

1行につき1つのコンテンツが保存されています。各行はそれぞれ

分類名<tab>コンテンツ名<tab>コンテンツのURL

という形式になっています。

ナビゲーション部分に表示するためのリンク集情報が、link.log に保存されます。

1行につき1つのリンクが保存されています。各行はそれぞれ

分類名<tab>サイト名<tab>サイトのURL

という形式になっています。

売り上げランキング保存ファイル

商品の売り上げランキングが、rank.log に保存されます。

1行につき1つの商品情報が保存されています。各行はそれぞれ

売り上げ数<tab>商品ID

という形式になっています。

顧客情報保存ファイル

顧客情報は、customer.log に保存されます。

1行につき1つの顧客情報が保存されています。各行はそれぞれ

最終利用日時<tab>利用可能状態<tab>ポイント数<tab>支払方法<tab>配達方法<tab>ログインパスワード<tab>名前<tab>ふりがな<tab>Eメール<tab>郵便番号<tab>都道府県<tab>住所<tab>電話番号<tab>FAX番号<tab>配送先名前<tab>配送先ふりがな<tab>配送先郵便番号<tab>配送先都道府県<tab>配送先住所<tab>配送先電話番号<tab>配送先FAX番号<tab>ホスト

という形式になっています。最終利用日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。ログインパスワードは非可逆な暗号化を行っています。

商品保存ディレクトリ

商品情報は、すべて catalog/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、商品保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

商品保存ファイルは月ごとに作成され、例えば2006年1月の商品は 200601.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つの商品が保存されます。各行はそれぞれ

商品番号<tab>商品ID<tab>商品の状態<tab>改行の変換<tab>ファイルの表示方法<tab>コメントの受付<tab>トラックバックの受付<tab>商品分類<tab>登録日時<tab>ユーザー名<tab>題名<tab>本文<tab>価格<tab>アイコン<tab>ミニ画像<tab>アップロードファイル<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、2006年1月2日15時45分の場合、200601021545 という形式で記録されています。商品分類は、商品分類保存ファイルに記録されている分類名と同じものです。ユーザー名は、管理者情報保存ファイルに記録されているユーザー名と同じものです。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、商品表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

登録日時<tab>商品番号<tab>商品ID<tab>商品の状態<tab>商品分類<tab>ユーザー名

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(cart.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(商品保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

コメント保存ディレクトリ

コメント情報は、すべて comment/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、コメント保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

コメント保存ファイルは商品ごとに作成され、商品No.7へのコメントは 7.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つのコメントが保存されます。各行はそれぞれ

コメント番号<tab>商品番号<tab>コメントの状態<tab>投稿日時<tab>投稿者名<tab>メールアドレス<tab>URL<tab>題名<tab>本文<tab>評価<tab>削除キー<tab>ホスト

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。削除キーは非可逆な暗号化を行っています。アップロードファイルと投稿回数は、今のところ使用されていません。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、コメント表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

コメント番号<tab>商品番号<tab>コメントの状態<tab>投稿日時<tab>投稿者名<tab>題名<tab>ホスト

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(cart.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(コメント保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

トラックバック保存ディレクトリ

トラックバック情報は、すべて trackback/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。ファイルには、トラックバック保存ファイルとインデックス保存ファイルの2種類があります。

トラックバック保存ファイルは商品ごとに作成され、商品No.7へのトラックバックは 7.log というファイルに保存されます。このファイル内の1行につき1つのトラックバックが保存されます。各行はそれぞれ

トラックバック番号<tab>商品番号<tab>トラックバックの状態<tab>受信日時<tab>送信元ブログ名<tab>送信元記事名<tab>送信元URL<tab>記事の概要

という形式になっています。日時は、1970年1月1日からの経過秒数で記録されています。

インデックス保存ファイルは、上の内容から一部の項目をまとめて管理します。このファイルは、トラックバック表示処理を高速に行うために必要になります。各行はそれぞれ

トラックバック番号<tab>商品番号<tab>トラックバックの状態<tab>受信日時<tab>送信元ブログ名<tab>送信元記事名<tab>送信元URL

という形式になっています。インデックス保存ファイルは、セットアップモード(cart.cgi?mode=setup)を呼び出すと、強制的に最新状態に更新することができます。(トラックバック保存ファイルの内容を元に、データを作成します。)

在庫情報保存ディレクトリ

在庫情報は、すべて stock/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。

ファイル名は、商品の商品番号から構成されます。例えば「商品No.7」の場合、在庫情報ファイル名は 7.log という名前になります。

関連商品情報保存ディレクトリ

関連商品情報は、すべて relate/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。

ファイル名は、商品の商品番号から構成されます。例えば「商品No.7」の場合、関連商品情報ファイル名は 7.log という名前になります。このファイルの1行につき1つの商品情報が保存されています。各行はそれぞれ

商品ID<tab>関連商品名

という形式になっています。

アップロードファイル保存ディレクトリ

アップロードファイルは、すべて upfile/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、商品IDとファイル番号から構成されます。例えば「商品ID sample」の「ファイル2」の場合、アップロードファイル名は sample-2.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。ただし「ファイル1」のときのみ「ファイル番号」は付加されません。

サムネイル画像保存ディレクトリ

ImageMagickなどで作成される画像は、すべて thumbnail/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、商品IDとファイル番号から構成されます。例えば「商品ID sample」の「ファイル2」の場合、アップロードファイル名は sample-2.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。ただし「ファイル1」のときのみ「ファイル番号」は付加されません。

ミニ画像保存ディレクトリ

ミニ画像は、すべて image/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、商品IDから構成されます。例えば「商品ID sample」の場合、アップロードファイル名は sample.gif という名前になります。拡張子は、オリジナルのものが使用されます。

アイコン画像保存ディレクトリ

アイコン用の画像は、すべて icon/ ディレクトリ内に保存されます。

ファイル名は、オリジナルのものが使用されます。

アイコン情報保存ファイル

アイコン画像の情報が、icon.log に保存されます。

1行につき1つのリンクが保存されています。各行はそれぞれ

ファイル名<tab>アイコン名<tab>未使用<tab>未使用<tab>未使用

という形式になっています。

オプション情報保存ディレクトリ

商品ごとのオプション情報は、すべて option/ ディレクトリ内のファイルに保存されます。

ファイル名は、商品の商品番号から構成されます。例えば「商品No.7」の場合、オプション情報ファイル名は 7.log という名前になります。このファイルの1行につき1つのオプション情報が保存されています。各行はそれぞれ

オプションID<tab>オプションの値

という形式になっています。オプションの値に複数の値を保持する必要がある場合、各値は『<>』で区切って保存されます。

オプション情報保存ファイル

設定可能なオプション情報が、option.log に保存されます。

1行につき1つのオプションが保存されています。各行はそれぞれ

オプションID<tab>オプション名<tab>入力形式<tab>初期値

という形式になっています。