Apache+ActivePerl のインストール補足

Apache+ActivePerl のインストール補足

Apache と ActivePerl を普通にインストールすると、Perlのパスは /perl/bin/perl になり、CGIプログラムが実行できる場所は http://localhost/cgi-bin/http://127.0.0.1/cgi-bin/) 以下に限定されます。このままでも大丈夫なのですが、これらは自由に変更する事ができます。本番サーバーとできるだけ近い設定にしておくと、動作確認が少し楽になります。

これは

する方法です。

まずは Apache を普通にインストールします。次に C:\usr\local に ActivePerl をインストールします。(インストール先のフォルダを変更するだけ。)
次に C:\Program Files\Apache Group\Apache2\conf\httpd.conf (Apacheの設定ファイル)の290行目あたりにある

UserDir "My Documents/My Website"

この部分を以下のように変更します。

UserDir "D:/www/*/public_html"

次に310行目あたりに以下の内容を追加します。

<Directory "D:/www/*/public_html">
    Options +ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>

さらに325行目あたり

DirectoryIndex index.html index.html.var

この部分を以下のように変更します。

DirectoryIndex index.html index.html.var index.cgi

これで D:\www\webliberty\public_html には http://localhost/~webliberty/ で、
D:\www\works\public_html には http://localhost/~works/ で…というようにアクセスが可能になります。weblibertyworks というフォルダ名は、好きな名前にする事ができます。

cgi-bin 以外の場所でもCGIプログラムを実行する事ができ、Perlのパスは /usr/local/bin/perl となります。

ドライブやフォルダ名を自分の環境に合わせて指定すれば、好きな場所でCGIプログラムを実行できるようになります。