スキンの基礎

スキンの基礎

スキンについて

スキンファイルとは、ソフトウェアの外観に関する情報を格納したファイルです。プログラムの実行時、スキンファイルに書かれたデータを元にレイアウトを行い、画面への表示を行います。Web Liberty の各CGIはスキンに対応しており、プログラムを編集することなくデザインの変更を行う事ができます。

基本的に、スキンファイルは skin フォルダ内に格納していますが、スキンファイルの数が少ないプログラムは、CGIファイルと同じフォルダ内に格納しています。詳しくは、各CGI配布ページのファイル構成の項目をご覧ください。

スキン用の情報について

スキンファイル内には通常のHTML文章とともに、スキン用の情報が含まれています。これには2つの種類があります。一つは

${○○}

という形式です。具体的には ${INFO_TITLE} のように記述されています。これはプログラム側で特定の情報を埋め込むための記述です。実際に表示させると、ページタイトルや投稿者名に置き換わったりします。

もう一つは

<!--○○_START--> ~ <!--○○_END-->

という形式です。具体的には <!--SKIN_HEADER_START--> ~ <!--SKIN_HEADER_END--> のように記述されています。これはスキン情報の範囲を現すための記述で、「どの部分が何のデータなのか」をプログラムに知らせます。

これらの情報はすべて、大文字の半角英数字で記述されています。

スキンファイルの構成について

スキンデータは基本的に

<!--SKIN_○○_START-->

から

<!--SKIN_○○_END-->

の間に記述されます。それ以外の場所に記述した情報はすべて無視されます。ただし、スキンファイル内に上のような記述が一切無いファイルの場合、そのファイル内のすべての情報がスキンデータとして扱われます。

また、これらの情報は各一行に記述する必要があります。つまり

<!--SKIN_LINK_START--><li>${LINK_NAME}</li><!--SKIN_LINK_END-->

このように記述すると、データを正しく読み込む事ができません。この場合

<!--SKIN_LINK_START-->
  <li>${LINK_NAME}</li>
<!--SKIN_LINK_END-->

このように記述する必要があります。

ただし、<!--ARTICLE_NAME_START--> ~ <!--ARTICLE_NAME_END--> のように、先頭に SKIN_ が無いものは各一行に記述する必要はありません。