フリーCGIスクリプト配布サイト。
初期設定ファイルの基本設定について紹介します。
'商品の識別コード' => ['商品名', 価格]
という形式で設定します。cart.cgi
のURLを http://
から指定します。この項目は必ず設定してください。cart.cgi
のURLを https://
から指定します。SSLを使用する場合に設定してください。(SSLを使用しない場合、空欄のままでOKです。)0
に設定してみてください。代金引換,350
の場合、「代金引換には350円の手数料が必要」という意味になります。冊子小包
や メール便
など、配達方法の名前を指定します。また、この項目を指定した場合「選択可能な都道府県」でそれぞれの送料も指定する必要があります。1
にすると、注文時に配送日時を指定できるようになります。1
にしている場合、ここで指定した配送時間が選択できるようになります。北海道,1260
の場合、「北海道には1260円の送料が必要」という意味になります。また、「選択可能な配達方法」を複数指定している場合、それぞれの送料を「/」で区切ってすべて指定します。※0
にすると送料が必須になります。※ 例えば「選択可能な配達方法」に以下の設定を行ったとします。
@{$init->{order_delivery}} = (
'冊子小包',
'メール便',
'EXPACK500',
'',
''
);
この場合、「選択可能な都道府県」を以下のように設定すると
@{$init->{order_pref}} = (
'北海道,1260/180/500',
'青森県,1050/160/500',
'岩手県,1050/160/500',
'宮城県,1050/160/500',
'秋田県,1050/160/500',
~ 省略 ~
'熊本県,1050/160/500',
'大分県,1050/160/500',
'宮崎県,1050/160/500',
'鹿児島県,1050/160/500',
'沖縄県,1260/240/500'
);
北海道への送料は「冊子小包 → 1260円、メール便 → 180円、EXPACK500 → 500円」。青森県への送料は「冊子小包 → 1050円、メール便 → 160円、EXPACK500 → 500円」…。という意味になります。「選択可能な配達方法」が上から順に対応するよう、左から順にスラッシュで区切って指定します。
「どの配達方法を選んでも金額は同じ」という場合でも、すべての送料をそれぞれ指定します。
注文完了時に送信されるメールの内容は、自由に変更する事ができます。送信メールの件名 と送信メールの内容をサイトに合わせて変更してください。
また、メールの送信者名・メールの送信元アドレス・メールに挿入する署名 もそれぞれ、サイトに合わせて設定してください。メールに挿入する署名 は、注文メールの末尾に挿入される文言です。お店の連絡先や簡単な案内などを記載しておくといいでしょう。
商品をカートに入れるボタンは、任意のHTMLページに手動で設置します。設置するには以下のHTMLを記述します。
<form action="http://~cart.cgiへのパス~/cart.cgi" method="post">
<fieldset>
<legend>商品購入フォーム</legend>
<input type="hidden" name="mode" value="cart" />
<input type="hidden" name="work" value="putin" />
<input type="hidden" name="code" value="商品の識別コード" />
<input type="hidden" name="amount" value="1" />
<p><input type="submit" value="カートに入れる" /></p>
</fieldset>
</form>
http://~cart.cgiへのパス~/cart.cgi
の部分は cart.cgi
へのパスを、商品の識別コード
の部分にはカートに入れさせたい商品の識別コードをそれぞれ指定します。
また、上のコードだけだと「カートに入れる」ボタンが表示されるのみなので、実際はボタンとともに商品画像や説明も記載すると良いでしょう。フォームのHTMLも、ページに合わせてある程度変更する事は可能です。
商品をカートに入れる際、色やサイズなどを選択して入れる事ができます。
オプション項目を追加するには、商品をカートに入れるフォーム部分にオプション項目コードを追加します。具体的には、カートに入れるボタンがある直前の行に、以下のような内容を記述します。
<p>色:
<select name="option">
<option value="">選択してください</option>
<option value="色:白">色:白</option>
<option value="色:黒">色:黒</option>
<option value="色:青">色:青</option>
</select>
</p>
option
タグの value
属性に記述した内容がカートに渡されます。
商品オプションを2つ以上設定したい場合も同じ手順で行います。その際、セレクトボックスの name
はすべて option
と設定しておきます。具体的には、以下のようになります。
<p>色:
<select name="option">
<option value="">選択してください</option>
<option value="色:白">色:白</option>
<option value="色:黒">色:黒</option>
<option value="色:青">色:青</option>
</select>
</p>
<p>サイズ:
<select name="option">
<option value="">選択してください</option>
<option value="サイズ:L">サイズ:L</option>
<option value="サイズ:M">サイズ:M</option>
<option value="サイズ:S">サイズ:S</option>
</select>
</p>
SSL対応サーバーでSSLを利用する場合、初期設定ファイルの『基本設定』にある『カートのSSL用URL』に、cart.cgi
のURLを https://
から指定します。具体的には、https://www.xxx.com/cart/cart.cgi
のような値です。
これで、お客様情報入力画面でSSLを使用することができます。
cart/skin/
内にあります。これらのHTMLファイルを編集すれば、自由にデザインや文言を変更する事が可能です。cart/skin/common.css
を編集するだけでも、色々なデザインにする事ができます。